半田市

半田市とは、愛知県の市。尾張・知多地方に属する。

古くから知多半島の政治・経済の中心であり、港湾都市として発達した街である。 戦前の1937年(昭和12年)3町合併により、知多半島で最初に市制を施行した。 その後は、昭和30年前後の合併ブームや平成の大合併でも合併が行われないまま現在に至っている。

古くから酒、醤油、味噌などの醸造業が栄えていた。 江戸中期より酒粕を用いた酢の醸造が始まると、江戸のにぎり寿司ブームもあり、 樽詰めされた酢は尾州廻船によって江戸にも運ばれた。こうした醸造業の発展は現在の半田市の形成に繋がり、 ミツカンなどに代表される日本有数の食品産業の町への基礎となった。

戦前には重工業も盛んになり、中島飛行機に代表されるように航空機産業も発達した。 軍需産業の一拠点となった半田市は戦争中には空襲の標的となり、多大な被害を受けることになった。 戦後は再び重工業が復興し、臨海部の工業地帯を中心に栄えている。

戦後、有力な収入源として半田競艇場が作られたが、 伊勢湾台風により施設がほぼ全壊し、廃止された。