瀬戸市
瀬戸市とは、中部地方・愛知県北中部の市。
矢田川の支流瀬戸川のなす渓谷の極まる所に位し、名古屋都心より北東へ約18km、名鉄瀬戸線の終点(尾張瀬戸駅)に当たる。
また市内西部を愛知環状鉄道が縦断している。このため岡崎市や豊田市、春日井市へのアクセスも良い。
東海環状道のせと品野IC・せと赤津ICがあり、工業団地や住宅地の開発が進んでいる。
中心部を東西に瀬戸川が流れ、旧市街地や官公庁・鉄道などが集中する。
北部・東部・南東部は山地である。特に南東部には海上の森(かいしょのもり)がある。
南部は市内最大の住宅地である菱野団地があり、北西部には水野団地がある。
日本有数の陶磁器である瀬戸焼の生産地として知られる。「瀬戸物」(せともの)という名称は、
この地の古くからの地名である「瀬戸」に由来する。
市内に点在する鉱山では、陶磁器・ガラスの原料となる粘土・珪砂が産出される。
たとえば瀬戸内海が「瀬戸に挟まれた内の海」を意味するように、「瀬戸」は、現在では通常「狭い海峡の出口」をいうが、
もともとは「瀬の開ける場所」、すなわち「狭くて流れが急な場所から開けたところに出る場所」を意味し、ここでの「瀬戸」も、
その地勢からとって「狭い山間を流れる川が急に開けた場所」を意味する。また「陶処(すえと = 陶器の産地)」が転じたとする説もある。
市の主産業であった窯業は近年低迷が続き、関連工場の数は、最盛期の半分程度まで減少している。
窯業関連工場は規模が大きくまとまった敷地を使用していたこともあり、跡地にはマンションが建設される事が多い。
また、鉱山関連産業は輸入物の粘土・珪砂等に圧され、低迷している。