豊川市

豊川市とは愛知県の東三河の市である。

豊川稲荷(愛知県豊川市豊川町1番地)の門前町から発展し、曹洞宗の専門僧堂を有する。 市名の由来は、律令制の宝飯郡豊川郷から。鎌倉街道の豊川宿として機能した (愛知県内に、豊の付いた自治体名が多いが、最古はこの豊川市である。 8世紀の木簡から確認できる呼称)。

東名高速道路や国道1号、国道23号、国道151号、国道362号などが通っており、 東三河の道路交通の要衝となっている。豊川稲荷や御油の松並木は全国的に有名で、 歴史的建造物なども数多くある。また、冬の晴れた日には、市内各地から富士山を眺めることができ、 歌川広重の東海道五十三次などにも描かれている。

三河裁判所(豊橋市関屋町)の廃止に伴い、慶応4年(1868年)から明治2年(1869年)まで 東海道赤坂宿の代官所が三河県の県庁(豊川市赤坂町)として用いられた。第二次世界大戦中は、 市内に豊川海軍工廠があったことにより空爆の標的にされ、大きな被害を受けたが、終戦後、 工廠跡周辺に多くの工場や商店ができ、工業・商業地域となった。高度経済成長期には市外からの流入人口も増え、 戦争によって激減した人口も市制施行時と同じ水準にまで回復した。

2006 年2月1日に宝飯郡一宮町を、2008年1 月15日に同郡音羽町、御津町を、2010年2 月1日に同郡小坂井町を編入合併した。 この結果、県内7位の人口を有する都市となった。 また、面積で瀬戸市、一宮市、東栄町、を抜き県内9位に浮上。 可住地面積で、安城市、新城市、稲沢市、春日井市を抜いた。